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投稿日時 2018-02-13 22:34:52
内容 虹珠スカラベ

砂漠や乾燥地帯の岩場や遺跡に住む体長2メートルほどの甲虫。別名巨大フンコロガシ。
ずんぐりとした甲殻は灰色と砂色の保護色仕様。非常に硬く、刃は欠け弾ははじく。割れたものを削ることで軽量かつ良質なナイフを作れる。
太く短い牙のような触覚や、杭のような脚部を持つ。突き刺されると痛い。
中に納まっている羽はとても美しく、煌びやかに光を散らす様は細やかなステンドグラス。薬品処理を施すことで美しさを保ったまま絹織物のようにしなやかかつ麻布のように丈夫な素材となる。
個体によって色彩やパターンが違い、同じ個体はいないと言われるほど。美しい個体のものはとてつもない価格で取引させる。もぎ取られてもしばらくすれば再生する。

雑食性で、人間も襲う。
高速で走り回り飛び跳ね、突進やボディプレスを行う。
相手が転んだ隙に手足を押さえて動きを封じ、相手がメスであれば、長い産卵管をうまく股まで伸ばして産卵を行う。相手がオスであれば餌として食べてしまう。
産卵管の先は花のようになっており、しっかりと相手の股を被い、体液で湿らせながら先端を侵入させる。
産卵時に産卵管から排出される体液には、相手を快感と幸福感で満たす物質が含まれている。これによって、相手は逃げるという判断ができなくなってしまう。
産卵終了後にすぐに逃げなければ、そのまま粘液を吹き付けられながら砂の上を転がされ、砂団子にされ巣に運ばれてしまう。こうなると逃げることができずに、孵化した幼体の餌となってしまう。

逆に、孵化する前に医療施設に駆け込めれば、10センチほどの孵化したての幼体を入手できる。
幼体から育てることで、人を襲わない無害な個体に成長させることができ、羽も定期的かつ安全に入手できるようになることから、生まれたての幼体を欲しがる富豪たちは後を絶たず、トレード価格は青天井。それゆえ、莫大な富に目がくらみ、自ら犯されに行く女性トレジャーハンターは多いが、ほぼ全員が失敗し幼体の餌へと成り下がっている。
逃走中に孵化が始まってしまうと、激痛とともに体外へ出るのを待つことになり、さらに出すのに時間がかかりすぎるとそのまま腹を食い破り始める。そうなると大きな隙をさらすことになり、大概は幼体ともども別の生物の餌となってしまう。産み付けられてから孵化までタイムリミットは4日前後。
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