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投稿日時 | 2018-03-06 20:16:25 |
内容 | 『発条機の処女(にゃんにゃん・メイデン)』
百年売れ残ったバイブレーターの付喪神。 発条(ゼンマイ)駆動でありながら電マの先駆けとも言えるハンディタイプ。 しかしあまりに早すぎる発明は、その凶悪な振動性能も相まって世人には理解されず、骨董屋の片隅で放置され、現代に到る。 長い年月を経たことで付喪神として目覚め、うら若い乙女の霊体を得た。 その覚醒直後、彼女が初めて感じたのは灼熱。 全身が火照り、下腹部の疼きが止まらないのに、指を這わせても慰めにはならない。 延々と寸止めされているかのようなもどかしさが彼女の身を焦がす。 バイブレーターとは元来、19世紀の淑やかなレディが周囲に悟られず欲求不満を解消できる医療器具として発明された代物である。 その化身である女神も彼女達の煩悶を背負っている。 『自らの憑代で乙女を絶頂に導くこと』でのみ、女神もオーガズムを受け取ることができるのだ。 自我を得ながら、その性欲を持て余す羽目に陥った駄女神。 『振動』を司る力で骨董屋に立ち寄った客の心を揺さ振って、いつの間にか買わせたり 自らの性的興奮を精神波に乗せて『百年寸止め』を周囲に伝搬し、女の子を強烈に発情させてみたりするものの 自室で発情させれば後輩(最新式の玩具)に出し抜かれ、 女子高で発情させれば百合乱交が始まり、勝手に電気あんま(足技)しあったり、 野外で発情させれば無関係な女性モンスターまで呼び寄せてしまったりと、散々な結果に終わる。 その度、彼女は実家(骨董屋の片隅)に泣き帰り、新しい主人を待つのだった。 『次の主人には使ってもらうまで離れない』と心に決めて。 [入手後の注意] ・早ければ一瞬、遅くとも数時間後には淫欲がピークに達し、継続的にムラムラします。発情状態では戦闘行為はおろか、寝付くことさえままなりません。バイブを使わずに解消することは可能ですが、再発間隔は徐々に短くなります。 ・バイブの物理破壊は非常に困難です。負荷的振動は防衛本能によりゼロになります。パルス波(単純な衝撃)であっても消滅します。 ・熱振動、高エネルギーレーザー等の光波も同様です。 ・圧迫等の差し迫った危険には振動破砕が実施されます。 ・例え持て余しても火の中、水の中、草の中、森の中、土の中、雲の中に投げ込まないでください。地震、津波、空振、火災旋風、その他災害の引き金になります。 ・古今東西の曰くの品がそうであるように、手放してもいつのまにか戻ってきます。自身の存在を不確定に揺動し、観測者の知覚によって位置を確定するのです。バッグ、引き出し、ポケット、手の内、あらゆる場所に存在する可能性があります。 ・絶対に使用しないでください。駄女神は喜び勇んで全力で貴女をイかせ狂わせます。その際、公共の電波をジャックして自らの性能をアピールしつつ、ついでに貴女のオナニーが全国ネットで流れます。淫乱で恥ずかしい音波(セリフ)が口から溢れようとしますが、堪えてください。1時間以上、絶頂も淫乱発言もしなければ解放されます。 ・絶対に破壊しないでください。祟られます。枷から解き放たれた霊体は貴女に取り憑き、自らの性欲を解消するようにオナニーを始めてしまいます。振動能力を駆使し、昂ぶりきった心身を鎮めようとするでしょう。貴女は何度でも絶頂しますが、女神はオーガズムを得られません。この行動は半永久的に続きます。 ・何れかの方法で手詰まりに陥ったら恥を忍んで助けを呼びましょう。ただし近づいた人が精神波に飲まれると、自慰に耽る貴女と同じくらい、貴女に対して夢中になってしてしまいます。どんどん助けを呼んで、揉みくちゃでニャンニャンされましょう。 |
対戦希望 | 不取羽 恋 |
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