投稿者名 マゾヒスト鉄腕
投稿日時 2018-02-13 20:57:56
内容 古びた木のような模様のある外部器官の見られないゼリー状のスライム。
己を自由形状に変形させることはなく、獲物に飛びかかり触れたところから根のようなものを侵食させて生命力等を吸い取り己の養分とする。
この根は非常に柔軟でよく伸びるため切断は困難、物理的な障害や結界へも侵食し、防御越しに吸収することもできる。

何かしらの攻撃を受けると攻撃を受けた部位から蔦のように触手を攻撃を受けた距離に応じて目視では回避困難なスピードで獲物を捕らえるまで伸ばし続け、またこの触手は回避に成功してもカーブを描いて追尾する。
触手のカーブの円周上に入らないように回避しても速度やカーブ半径を変える。
この触手も本体と同様に触れた部位から侵食を始め、また攻撃された部位から別に触手を伸ばす。
触手の本数に制限はなくあらゆる部位から触手を伸ばし、また2本以上になった段階で本数に応じた連携を見せる。

本体、触手共に打撃は衝撃を吸収し弾かれることはなく、槍や飛び道具、刃物はしなやかな体表で通らない。炎や熱では浴びた部位全体から触手を伸ばし始め、冷やしても動きは鈍らない。空間的なトラップで異物を侵入させた場合はその異物も己の身体となし活動を継続する。

このモンスターは獲物の生命力量、魔力量を糧となし蓄え続けるが、触手の本数とスピードに比例して蓄えていたエネルギーを大きく消耗する。
エネルギーを消耗するにつれ本体の外観は枯れ木のように変わっていき、やがて触手共々枯れ朽ちて生命活動を完全に終了する。
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