投稿者名 有明サザンKnight
投稿日時 2018-02-13 21:06:58
内容 吸い出しの霧
都市1つを覆う規模で視界数m以下、中に潜む無数の魔物が己の魔力や淫気で作り出した濃霧、百鬼夜行の一種……に見せかけた霧状の群体を作る細菌。
集まることで周囲の流体を粘度を高くする特殊な物性があり、まとまった規模で風に流され移動し、町、森、岩山などに引っかかってその場でパンデミックを起こす。

感染対象はあらゆる生物で、また感染しても一見無症状のため自覚は困難。更に浸透性が高くあらゆる部位から感染し得る。
感染した細菌は増殖する際に気力、体力、身体能力の他に魔力や特殊能力などあらゆる「力」を吸い取り、吐息、汗、代謝、排泄などのあらゆる経路から放出され、感染者の「力」をじわじわと少しずつ奪い去る。治癒できなかった場合はあらゆる「力」を奪われ続けやがて死に至る。

魔族やモンスターに感染した場合は死滅するまでの間、自身の漂う範囲内で獲物を狩るように行動を誘導する。狩りの対象は未感染の同族も含まれ、そして感染させることで範囲内の魔物の数を維持し、百鬼夜行、ワルプルギスの夜としての擬態を維持する。

フィジカルに頼ったら勝ち目がない?逆に考えるんだ。戦闘力がなくてもいいさと。
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